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黒須チタンさんに初めてお願いしたのは、完成見学会用のチラシでしたね。それまでのチラシは、クオリティが低くて効果がなかったんです。でも、チタンさんに変えてから、格段に成果があがりました。なんせ、それまではB4サイズのチラシを3万枚配布して、5組程度の集客だったんです。それが今では、70組は集まるようになりました。

中野ありがとうございます。

黒須チタンさんの場合、とくにチラシに載せる“キャッチコピー”がうまい。ありきたりではなくて、お客さまが目をひく言葉をうまく選んでくれる。

中野建築に特化した考え方で作っているので、ポイントのつかみ方が、他の制作会社とは違うんだと思います。

黒須以前、作っていただいたチラシに『ロッククライミングのできる家』とか『くじらの泳ぐ輸入住宅の家』といったキャッチコピーがあったんです。普通のチラシなら、『地震に強い』とか、ウリにしたい工法の部分などを言葉にしますよね。そこをあえて、お客さまに『一体どんな家だろう』と、ワクワク感をもたせてくれる言葉を選ぶのが中野さんなんですよ。自分たちにない発想を広告に入れてくれる。まさに“建築広告のプロ”だと思います。次はどんなチラシが上がってくるのか、楽しみです。

中野私はあえて、依頼主さまの言葉を聞かないようにしているんです。広告については、広告のプロに任せてほしいというのがありますし、言うことを聞いていたら、これまでと何ら変わり映えのしないチラシになってしまいます。その点、クライムホームさんは、私たちに完全にお任せいただいたので、こちらとしても、存分に力が発揮できたと思います。

黒須弊社は創業当時から、広告の重要性は理解していたつもりで、かなりお金をかけてやってきました。色々な広告会社ともお付き合いしてきましたが、チタンさんは、広告会社の枠を超えていますよね。

中野うちは、“広告コンサルティング会社”ですから（笑）。

黒須そうでした（笑）。ただの広告会社じゃないっていうのは、一緒にお仕事をさせていただいて、つくづく感じます。広告って、パッと見たときの第一印象が大切じゃないですか。そこでいかに目を留めてもらうかが勝負。チタンさんはキャッチにインパクトがあるから、そこがうまい。しかも、よく読みこんでみると、作り込みも細かい。これまでお付き合いしてきた広告屋さんとは全然違いますよ。

黒須チラシがよかったので、次にホームページもお願いするようになったんですよね。当時、ほとんど機能していなかったものですから……。

中野住宅会社のホームページは、デザインだけキレイで、中身や戦略がない物が多いんです。

黒須確かに、うちのホームページもそうでしたね。チタンさんのご指摘で、施工事例の内容や写真件数を充実させたり、お客さまのリアルな“声”を入れたんですよね。それと、スタッフブログを毎日載せることで、会社に親しみやすさを感じていただくなど、だいぶ変わりました。でも、チタンさんに頼んで一番良かったのは、アフターケアをしっかりしてくれる点です。データをもとに分析して、今後どうすべきかを提案してくれる。説得力があるんですよ。

中野ホームページは作って終わりではなく、作ってからが勝負です。常に分析して、より良い方向に改良していくことが大切なんです。クライムホームさんは、ウェブの戦略会議を開いてくれるなど、集客への理解が深いので、こちらとしても、具体的な提案がしやすいです。

黒須けど、恥ずかしい話、チラシもホームページも、運営をチタンさんに任せっきりなんですよね。分からないことがいっぱいで……。

中野私は基本的に、すべて企画を立ててやらせてもらい、依頼主さまには意見を聞かないようにしているんですよ。その方がやりやすいので、“任せっきり”はむしろ、ありがたいんです。もちろん、広告の核にしたい部分については聞きますが、そこからポイントだけ抽出して、こちらで練り直す。『これでいいですか？』ではなく、確固たるデータをもとに、私の方から『これでいきます』と、進めていくのがいい。素人に意見を聞いても、デザインなどの好みが優先されて、客観的な判断ができない 場合が多いんですよ。

黒須こちらの意見を、ハイハイ聞いて作るのが、これまでの広告屋さんでしたが、チタンさんは、『こういう理由で、こうする』と、こちらの提案を考慮しながらも、新提案をくれるので、意見が一方通行にならないんです。ホームページの滞在時間もしっかりとれるようになりました。私たちだけで考えていたら、“滞在時間”なんて考えませんでしたよね。そもそも、そんな部分までチェックしなければいけないなんて、知らなかった。

中野クライムホームさんの場合、ホームページを訪れるお客さまは、圧倒的にリピーターが多い。これは、クライムホームさんにファンが多いということを表しています。じゃあ、次にどうやって、新規を増やしていくか。次からは、そういった面からの提案ができます。うちでは、ホームページの内容をやみくもに変えたり加えたりしません。改善する部分には、すべて意味があるんです。その会社の“ウリ”と、お客さまから見た魅力は何かを分析して、答えを出していかなければ、効果は出ません。

黒須しっかりとした情報分析をしてくれるのも、他の広告屋との違いですよね。なかには、チラシのフォーマットがあって、毎回そこに違う写真を当てはめていくだけの制作会社もありましたから……。完成見学会の家は一軒一軒違います。そのこだわりや特徴が分かりやすいよう、毎回しっかり作り分けてくれる。施主様にとっても、完成見学会のチラシは、いい記念になっているんですよ。

中野そう言っていただけると嬉しいですね。チラシもホームページも、それぞれ手を抜かず、きちんと作らないと意味がありません。チラシはお金をかけるけど、ホームページは手を抜くなど、中途半端なことをしていると、すぐにお客さまに見抜かれてしまいます。

黒須力を入れていただいているのを、感じます。

中野チラシを見たお客さまは必ずホームページも見ますから、チラシもホームページも連動させて、それぞれクオリティを上げていく必要があるんです。きちんと作れば、相乗効果でより良い結果をもたらすものです。チラシを毎回丁寧に作って、ホームページもリスティング広告をした上で、毎月戦略会議をする。ここまでやっている会社は少ないんですが、この一連の流れが大切。データをもとに、どう戦略を変えていくか、話しあわないと意味がありません。クライムホームさんは、それをやっているから成果が出ている。これからもよろしくお願いいたします。

黒須こちらこそ！ これからも、中野さんからの新提案を楽しみにしています。よろしくお願いいたします。